ふたりの絆が、いまここに! 『ふたりはプリキュア』のキュアブラック&キュアホワイトのカッコよさを再現した、渾身の本格フィギュアが誕生──!!
20年以上続く『プリキュア』シリーズの原点にして、金字塔である『ふたりはプリキュア』。性格も趣味も正反対なふたりの少女がプリキュアに変身し、真っ向から敵に立ち向かうふたりのカッコよさが、今なお愛され続けています。
その『ふたりはプリキュア』の主人公、「キュアブラック」「キュアホワイト」のふたりを、バンプレストが誇る高品質フィギュアブランド「GLITTER&GLAMOURS」で渾身の立体化! なぜ、今、このタイミングで『ふたりはプリキュア』のフィギュアなのか。そして、その造形に込められた開発担当者の熱い想いとは――。作品への深いリスペクトを持つ担当者に、開発秘話を伺いました。
キュアブラック&キュアホワイトのカッコよさを投影したフィギュア

──放送から20年を経て、『ふたりはプリキュア』の本格的なスケールフィギュア「ふたりはプリキュア GLITTER&GLAMOURS~キュアブラック~」と「ふたりはプリキュア GLITTER&GLAMOURS~キュアホワイト~」が11月27日(木)より登場します。このタイミングで『ふたりはプリキュア』フィギュアを出そうと思ったきっかけを教えてください。
いま、プライズ市場で『プリキュア』シリーズの人気がぐんぐん伸びているんです。また、『ふたりはプリキュア』に夢中だった当時の世代が大人になり、フィギュア需要もある市況になったかなと思い、このタイミングで投入しました。
──どんな『ふたりはプリキュア』フィギュアを作ろうと思って制作がスタートしたんですか?
これまで市場に出ていた『ふたりはプリキュア』のフィギュアは、決めポーズのフィギュアが多くを占めていました。でも、個人的には『ふたりはプリキュア』って女の子たちが戦うカッコイイ姿が印象的なのに、戦闘シーンをモチーフにしたフィギュアってあんまり世の中にないなぁと思ったんです。そこで、戦う姿を切り取ってカッコイイ部分を引き出したくてこのポーズになりました。
──『ふたりはプリキュア』といえば肉弾戦!ですよね。
『ふたりはプリキュア』のストーリーは当時はとにかくめずらしかったというか、女の子たちが拳を使って全力で戦うアニメってあまりなかったので目新しさがありましたよね。当時からのファンの愛あるコメントを今でもたくさん見かけるので、すごく愛されている作品なんだと思っています。
──ふたりのカッコよさを引き出すうえで、キックやパンチといったダイナミックなポーズではなく、ふたりが力を合わせて繰り出す必殺技「プリキュアマーブルスクリュー!」のワンシーンをモチーフにした決め手とは?
やはり、キックやパンチといったポーズだと1つのフィギュアでかっこよさが完結しちゃうイメージがあるんですよね。フィギュア1体で満足しがちというか……。でも、『ふたりはプリキュア』はふたり揃ってこそ!という想いがあったので、ふたりのフィギュアを並べたときによりグッとくるようなシーンを作りたいなと思ったのが決め手ですね。

「GLITTER&GLAMOURS」ブランドで展開する意義
──「GLITTER&GLAMOURS」ブランドからの展開ですが、“艶感”にこだわったブランドからの登場がとても意外でした。
「GLITTER&GLAMOURS」は、バンプレストブランドの中でも最も人気のあるフィギュアブランドのひとつです。『ふたりはプリキュア』のフィギュアを出すのであれば、ボリューム感のあるサイズで出したいという想いがあり、迫力のあるサイズで展開している「GLITTER&GLAMOURS」を選びました。
──全高約25cmという圧巻のサイズですが、このサイズにしたかった理由は?
大きい方が注目していただけるかなと思ったのと(笑)、このサイズだからこそ「ブラックサンダー!」「ホワイトサンダー!」のシーンの躍動感を味わっていただけると思ったからです。
──ブランドコンセプトとの掛け合わせは意識しましたか?
『プリキュア』シリーズの世界観もありますので、「GLITTER&GLAMOURS」本来の“艶感”とは少し異なるのですが、立ったときのシルエットや足先から指先まで世界観を崩さない美しさが再現できるように造形にはこだわりました。

アニメに忠実に、ヘルシーなキュアブラック&キュアホワイトを目指して
──ふたりの必殺技のワンシーンをモチーフにしていますが、どうやって表情やポージングを設計していきましたか?
資料が少なかったのでいろんな場面写を見て、いかにふたりがこのポーズをしたときの齟齬をなくすか、そして一番かわいく見えるようにするにはどうしたらいいかを考えながら作っていきました。造形が難しかったのは、キュアブラックとキュアホワイトの手ですね。量産をする際に個体差が出やすい箇所なので、高さを揃えるのが大変でした。キュアブラックとキュアホワイト、ふたりの手を揃えることも重ねることもできるので、自由に組み合わせて楽しんでもらえるように設計しています。

──ふたりのお顔がまさにアニメそのままで、テレビから飛び出してきたかのような再現度です。
まさにアニメに忠実であることを一番大事にしました。フィギュアだともう少し大人っぽくも幼くもできるんですけど、やはり当時のアニメのお顔が『ふたりはプリキュア』の良さなので、そこから飛び出てきたようなお顔にしたいなと思いました。
また、お顔が上を向いているので、顔立ちが崩れないように気を遣いました。やっぱり正面や上目遣いのほうがかわいく見えるのですが、今回はあごを上げていてもかわいい顔になるようにこだわっています。

──原型師さんとどのような話をして開発を進めましたか?
実は原型を担当してくださった方が『ふたりはプリキュア』はもちろん、『プリキュア』シリーズが大好きな方で、最初の打ち合わせの時点で意図を細かく汲んでくださり、その方の協力があって完成しました。
──衣装やヘアスタイルの造形でこだわったところは?
中学生の女の子なので、露出をしないようにこだわりました。脇も服のフリルで隠しているんですよ。
──その配慮をすごく感じます……!
あくまでもヘルシーで、健康的な女の子を表現しました。また、ヘアスタイルの面では「ブラックサンダー!」「ホワイトサンダー!」と雷を呼び起こすシーンなので、風の動きを感じるように髪のなびきを意識しています。
──彩色はマットに仕上げられていますが、そこにもこだわりが?
まさにアニメの世界から飛び出してきたようなフィギュアにしたかったので、マットっぽく、ふわっとした印象に仕上げました。光沢がついちゃうとどうしてもヌルヌルしちゃうので、『ふたりはプリキュア』とは方向性が異なってしまうと気を付けました。
──開発や監修の過程で苦労されたエピソード、嬉しかったエピソードはありますか?
キュアブラックは両足を広げているのでガタガタしにくいポージングなんですけど、キュアホワイトが足を縦にして立っているのでどうしてもフィギュアだと踏ん張りがきかず、ガタガタしがちだったんです。さらに台座との嵌合もあり、なかなかふたりの手の高さが揃わず苦労しました。でも、最後の最後の試作でふたりの腕が揃ったときは感動しました! よかった~~~~って。
──キュアブラック&キュアホワイトのカッコよさ以外に、大切にしていたコンセプトはありますか?
フィギュアを支える台座をハート型にして、作品の世界観に合うようにしました。普段フィギュアを手に取らない女の子も欲しくなっちゃうような、さらにお部屋に飾ったときにかわいくディスプレイできるようにハートの要素を足しました。あとは、繰り返しになりますがアニメに忠実であることですね。衣装は絶対にオミット(省略)しないようにこだわっています。さまざまな事情で色数を減らしたり、デフォルメを強くしたりするフィギュアもあるんですが、アニメの設定通りの再現を心掛けました。

──パッケージもカッコいいデザインに仕上がっていますね。
「GLITTER&GLAMOURS」のパッケージは、本来はお花とか華やかなモチーフを使ったデザインが多いんですけど、今回は必殺技のシーンでふたりが叫ぶ「ブラックサンダー!」と「ホワイトサンダー!」を意識したカッコイイデザインにしました。ぜひこのパッケージも一緒に並べて欲しいです。

当時の視聴者が大人になって頑張っている今だからこそ贈りたい、『ふたりはプリキュア』フィギュア
──おすすめの楽しみ方やディスプレイ方法を教えてください。
頑張っているふたりをフィーチャーしたフィギュアなので、身近なところに飾っていただいて、ふたりからパワーを貰って欲しいですね。お部屋はもちろん、可能であれば職場とか、目につくところに置いていただくのがいいと思います。



──手に取っていただいた方に、まずはどこを見ていただきたいですか?
ふたりが頑張っている表情を切り取った造形物はこれまでなかったので、必殺技を出す瞬間の顔を改めて見ていただいたり、髪の毛の細かい動きや手の指先まで見てもらえたら嬉しいです!
──今回のフィギュア制作を通じて、改めて気づいた『ふたりはプリキュア』の魅力ってどんなところでしょう?
当時リアルタイムで視聴してきた子たちもいまは社会人として頑張っている最中かなと思うんです。日々の中でキュアブラック・キュアホワイトを思い出すと、「私も頑張ろう」と自然に力がわいてくるような素敵な作品です。
──ちなみに、『プリキュア』のフィギュアシリーズの今後の展開予定はありますか?
来年も『ふたりはプリキュア』シリーズのフィギュアが出せるように、鋭意制作中です……!
──『ふたりはプリキュア』以降のシリーズも、当時の視聴者が大人になるにつれフィギュア化のチャンスが巡ってきますかね……?
そうですね! 今回のフィギュアの動向によって状況も変わると思うので、話題にしていただければぜひほかのシリーズも出したいです。
──ぜひアンケートなどで感想やリクエストなどを送っていただきたいですね。
確かに!たくさんのご意見お待ちしております。
──最後に、このフィギュアを楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
ぜひクレーンゲームで2体セットでゲットしてください!
■2025年11月27日(木)登場「ふたりはプリキュア GLITTER&GLAMOURS~キュアブラック~」
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■2025年11月27日(木)登場「ふたりはプリキュア GLITTER&GLAMOURS~キュアホワイト~」
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